「鈍感力」「プラチナ世代」「熟年革命」についてー渡辺淳一(74歳)
「鈍感力」
鈍感は只、無神経で鈍いのを言うが、鈍感力は、色々つらい事、嫌な事があってもそれを乗り越えていく前向きの力を言う。
「プラチナ世代」
シニアとか、シルバーは地味すぎる。(そうかと言って)ゴールドは毛羽っぽくて、プラチナが一番いいと思う。
本当の秘めた光を持って、長年生きてきて、色んな知恵や感性を蓄えてきた、そういう人はプラチナ世代と呼びたいな、年代は50くらいから、何歳でもいい。心の中にプラチナのように秘めた光を持っている人をプラチナ世代と呼びたい。
「熟年革命」―もっと輝く自分の為に、年甲斐の無い不良になろう!
僕の周りの人を見ると年を取るほど保守的になって、頭が固くなって同じ事しかやらなくなる。もう話していてつまらない。 そういう人は是非、頭の革命を起こして欲しい。
世間体(せけんてい)に馴染み過ぎている。然るべき年になると静かに落ち着いて、余り恥ずかしい事をするべきではないとか、それでは前向きの強いあれになれないよね。与えられるものだけを受けるのでは。年を取ればとるほど、前向きになって革命を起こして欲しい。
恋愛したら、好きな人の為に自分が変わろうと簡単に出来ると思う。変わるのが苦痛ではない。
年甲斐のない人になりなさいと言いたい。年相応に老いて呆(ぼ)けるなんて馬鹿でも出来る。年甲斐のない人、恥ずかしい人になろう。子供やお孫さんに「おじいちゃんそんな格好をして恥ずかしい」、とか「そんな人を好きになって恥ずかしい」とか、「おばあちゃんもそんな派手なものを着ないで」と言われる、そういう人になって欲しい。
講演会で
神経質にナイーブに考えて、いつも人の事を考えている。大抵、そういう人から病気になって死んでいるね。(笑い)
女性は褒める事が大事。褒めると綺麗になれる生き物。何て安上がりというか。(笑い)
小説について
文学は道徳や論理を書くものじゃあない、人間の本音を書く訳だから、本音を書いていくと、皆さん心の中でいけないものを沢山持っているじゃあないですか。
人間って何か、本音を書き込むのが小説だから。
NHK「生活ほっとモーニング この人にトキメキっ!」5月2日放送より
渡辺淳一(74歳)
「失楽園」や「愛の流刑地」など、多くのベストセラーを生み出した作家
| 固定リンク
|


コメント